はこビュン

新幹線による、
「魅力」の速達便。

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「時速320km」で
地産品を運ぶ。

「速さ」という付加価値が、地域と都市を近づける。

新幹線や在来線の特急列車等を活用した荷物輸送サービス、「はこビュン」が始まっています。はこビュンが運ぶ中でも特に注目が集まる商品は、朝どれの海産物や、完熟果物といった、足の早い食べ物。公道を走るトラックとは異なり、新幹線のために敷かれた線路を最高時速320kmで駆け抜ける、速くて定時性に優れた輸送サービスです。

はこビュンのきっかけは、JR東日本で長年続けている「産直市」でした。産直市を運営する中で、より地域の魅力を伝えるための手段として2017年に実施した「朝採れ新幹線マルシェ」は、新幹線を活用した野菜や果物の販売によって、都市ユーザーが日頃あまり触れることのない、足は早いけれど質の良い地産品をお届けするサービスです。お客さまからの評判も高く、列車荷物輸送を活用した催事は継続的に実施をしていましたが、2021年より、はこビュンのサービス始動へと至りました。

開始当初の取引先はこれまでにJR東日本とお付き合いのあった地方自治体や地元企業が多く、長年の取組みが活かされていることを実感しました。現在では、サービスの認知度も高まり多くの企業に利用いただいています。

JR東日本だからできる輸送サービス。

はこビュンは乗客とともに輸送するいわゆる「貨客混載」で、列車一本につき積み込める荷物は40箱程度。トラックやコンテナ輸送と比べるとどうしても割高になってしまいます。しかしその分、私たちが有している「駅構内に設けられた商業施設。通勤・通学や旅行中の乗客に多彩な店舗やサービスを提供し、日常生活の利便性を高めています。 」や「生産者、行政、JR東日本グループが連携し、首都圏の駅構内で地域の特産品を紹介・販売する取り組みです。地域の魅力を広く発信し、地産品の販路拡大を図っています。 」、「東日本各地の食文化や特産品を紹介・販売する地産品ショップのこと。東京駅、上野駅、秋葉原駅などに店舗があり、各地域の魅力を発信しています。 」といった売り場をご提供できるのも、JR東日本グループの輸送サービスならではです。つまりはこビュンは、仕入れから輸送、販路までを、JR東日本グループ一つでお引き受けできるサービスとも言えるのです。

困難を極めた、
オペレーション構築。

駅のホームで、駅員が。

はこビュンの積み下ろしは新幹線のホームにて、列車が折り返すわずか十数分の清掃時間内などに、駅員やグループ会社の社員が行っています。いついかなる場合であっても最優先は乗客。お客さまにご迷惑をおかけしないよう速やかに遂行しなければなりません。一方で駅の構造は一つ一つが微妙に異なり、中には業務用エレベーターのない駅も存在するため、プロジェクト発足当時は運搬動線の設計に困難を極めました。これらの諸問題に対し、オペレーションのブラッシュアップを図ったり、客室の椅子と椅子の間にジャストフィットする台車をつくるなど、日々トライアンドエラーを重ね、安全で効率的な運搬を適えるオペレーションの検討を行っています。

地域からモノを。
都市から人を。

時速320kmだからできること。

はこビュンの主な取引先はBtoB。漁業や農業といった一次産業とも密接に繋がっています。はこビュンの速達性と安定性を最大限に利用した事例の一つとして、「朝どれ」という付加価値があります。一般的に、スーパーへ卸される魚は冷蔵車や冷凍貨車で輸送され、店頭に並ぶころには水揚げから2〜3日が経過している場合も少なくありません。一方ではこビュンなら、朝どれの新鮮な海産物を昼には東京のショップに並べられるという速さ。鮮度や旬が繊細に移ろう食材の世界では、「速さ」は、計り知れないほどの付加価値の可能性を秘めているのです。

このような利点を通して私たちは、「期限の短いもの」を運んでいるのではなく、「生きた魅力」を運んでいるのだという自負を抱いています。地方創生の第一の壁として、都市ユーザーが地域の魅力を知らないということが挙げられます。はこビュンを通して、本来であれば生産地でしか味わえなかった地産品の素晴らしさを実感いただき、「行ってみよう」まで結びつけることがゴール。私たちが新幹線輸送から描く未来は、「流通の活性化による地方創生」と言い表すことができます。

「はこビュン」による列車輸送の流れ:06:00 収集・梱包 → 列車へ積み込み → 特急列車・新幹線発射 → 到着駅にて荷降ろし → 販売箇所に到着(納品) → 11:00 販売開始。地域ならではの魅力を届けることで、地域への興味や関心を抱く人が増える。

多様化する輸送品。

もっと多様で、もっとエコな輸送へ。

はこビュンにおける取扱輸送品は、日々広がりを見せています。検体などの医療関係、半導体といった精密機器の他、旅行時などに便利にご利用いただける手荷物輸送や、予約無しで個人のお客さまにもご利用いただける「事前予約不要で、荷物1個から新幹線を利用して当日中に配送できるサービス。個人・法人を問わず、駅の専用カウンターで列車出発の30分前まで申し込みが可能です。 」なども展開しています。はこビュンのベースは、新幹線だからこその高付加価値。これを軸に、日々さまざまなニーズを探っています。

また新幹線輸送は環境負荷も低いことも特徴の一つです。列車輸送のCO₂排出量は、一般的な車のCO₂排出量の1/10。はこビュンは貨客混載のため、荷物輸送に限ったCO₂となると本当にわずかで、業界的に見ても特に環境負荷の低い輸送サービスなのです。

秘められた、
未知数の可能性。

大変だからこそ楽しい、新規事業の拡大。

始まったばかりの列車荷物輸送、やりたいことはたくさんあります。更なる認知度向上の他、各JRグループとの連携や在来線の活用によるサービスエリア拡大。2026年3月に運行を開始した荷物専用新幹線では、1編成(7両)を荷物専用車両として改造することで、物流業界の人手不足問題やCO₂排出量削減、また地方創生などの社会課題解決にも貢献しています。

先述のとおり、2021年サービス開始のはこビュンは、まだまだ始まったばかり。つまり私たちは、大量のニーズを掘り起こせる可能性を秘めています。ユーザーのニーズや、各地の良いもの、そして運送のオペレーションなど、幅広い領域に、あたらしい考えを取り込みながら、今日も各地へと奔走を続けています。

JR東日本 新卒採用

その想いが、
始発になる。

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