POSITIONS 鉄道事業・生活サービス事業・Suica事業に関わるビジネス戦略

鉄道輸送に関わる事業のほか、生活サービス、Suicaなどの幅広い事業展開を推進することで、JR東日本の経営をサポートする役割を担っています。

関連する採用コース
  • 総合職
  • 地域総合職
  • ジョブ型

鉄道事業

毎日を支えながら、人の流れを生み出す

1日1,557万人ものお客さまにご利用いただく当社の鉄道輸送には、接客や列車運行に関するさまざまな仕事があります。お客さまのご案内やきっぷの販売を行う駅、毎日の列車1本1本を運行する乗務員(車掌・運転士)、そしてその1本1本の列車に運休や遅れを出さないよう、列車の運行管理を行う指令員などです。その他、東京圏の鉄道ネットワークや5方面に伸びる新幹線ネットワーク、東日本エリアに広がる地方路線を活用し、人の流れを創り出していく観光事業の仕事もあります。お客さまの声やマーケット・リサーチに基づき、さまざまな施策に取り組んでいます。

駅・乗務員の業務
鉄道営業
海外鉄道事業

取り組み事例

「のってたのしい列車」の展開

「のってたのしい列車」は、列車に乗ること自体が旅行の目的となるような、観光流動を目的とした事業です。各地域の魅力を活かし、観光列車やリゾート列車を運行することで、鉄道旅行の楽しさを提供しています。代表的な列車には、東北の「リゾートしらかみ」、野辺山高原の「HIGH RAIL 1375」などがあります。車両デザインやサービスにこだわり、食事やイベントを楽しめる列車も多く、地域活性化に貢献しています。

人の移動を含めた交流の創出

新幹線や首都圏の鉄道は、多くのお客さまが利用する市場として確立していますが、それに加えて、移動が必須ではないお客さまや海外からのお客さまにも鉄道を利用してもらうことが重要です。そのためにも、まだ知られていない観光資源を地元の方々と掘り起こし、鉄道事業・生活サービス事業・Suica事業を組み合わせて新たな価値を生み出します。JR東日本グループの収益力向上と地域活性化を両立していきます。

生活サービス事業

駅を中心とした、くらしづくり

主に東京駅や新宿駅といった首都圏の大規模ターミナル駅、また仙台駅や新潟駅といった地方中核駅における大規模改良工事の推進や、沿線価値向上に資する企画・開発など、「駅の価値・利便性向上」「駅を中心とした魅力あるまちづくり・くらしづくり」の実現に向けたプロジェクト推進を行っています。さらに、海外への生活サービスの展開や新規事業開発にも積極的に取り組み、新たな価値創造を目指しています。

駅を中心としたまちづくり
事業創造・オープンイノベーション
地域活性化・交流の促進

取り組み事例

「TAKANAWA GATEWAY CITY」開発プロジェクト

「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、品川車両基地跡地で進められている都心最大級の都市開発プロジェクトです。高輪ゲートウェイ駅に直結し、オフィス、商業施設、ホテル、住宅、文化施設を整備。国際交流拠点として訪日客やビジネス層にも対応した次世代の都市空間です。最先端技術と緑豊かな空間を融合し、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」をコンセプトとした持続可能なまちづくりを目指します。

列車を活用した輸送サービスのビジネス化

「はこビュン」は、新幹線や在来線特急列車等を活用した高速かつ定時性に優れた物流サービスです。新鮮な地産品を迅速に都市部へ届けることで、地域産業の活性化と都市との結びつきを強めています。今後は精密機械部品や医療用検体といった命をつなぐ非食品の輸送など、幅広いニーズにも応えられるよう日々進化をしています。

Suica事業

生活のデバイスへと進化するSuica

ICカード「Suica」は、2001年にサービスを開始して以降、全国主要都市鉄道へのスムーズな乗車を可能にしてきました。今後は移動のための検索・手配・決済までをすべてカバーするMaaSの活用や、JR東日本グループ初のネットバンクサービス「JRE BANK」との連携など、あらゆる手段をワンストップで完結させる「生活デバイス」へと進化していきます。

Suica利用エリアの拡大
開発・管理、データ分析
新たなビジネスの展開

取り組み事例

全国の交通系ICカードによる相互利用サービスの普及

Suicaをはじめとする全国の交通系ICカード10種類のうち1枚があれば、各サービスエリア内における鉄道・バス及び加盟店などを利用できる相互利用サービスの普及に努めています。

※「Kitaca」は北海道旅客鉄道株式会社、「ICOCA」は西日本旅客鉄道株式会社、「PASMO」は株式会社パスモ、「TOICA」は東海旅客鉄道株式会社、 「manaca(マナカ)」は株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシー、「PiTaPa」は株式会社スルッと KANSAI、「nimoca」は西日本鉄道株式会社、「SUGOCA」は九州旅客鉄道株式会社、「はやかけん」は福岡市交通局の登録商標です。

Suicaを活用した認証サービス

オフィスの入退室や電子チケットなど、SuicaのIDをさまざまな認証の鍵として安心してご利用いただける「Suica認証情報提供サービス」を展開しています。導入企業様の用途に応じて、券面デザインのカスタマイズやご希望金額のチャージが可能。「Suicaの共通基盤化」を図るとともに、Suicaのご利用シーンを広げていきます。

鉄道事業

駅の接客業務

お客さまが安心して駅・鉄道をご利用できるよう、幅広い知識が求められます。みどりの窓口では、乗車券や新幹線の特急券・定期券などを販売し、お急ぎの方には迅速に、相談が必要な方には丁寧に対応します。改札ではきっぷの確認や精算、案内を行います。ホーム業務では、ホーム上の安全確認や乗降を確認し、出発の合図を送ります。列車ダイヤが乱れた際は指令員や乗務員と連携し、運行の正常化を図る重要な役割を担います。

列車の運行

車掌・運転士

お客さまを安全・快適に目的地へお送りする使命を担っています。車掌は、列車ドアの開閉や多言語対応を含む車内放送、巡回によるご案内、車内秩序の維持などを通じて、安心して列車を利用できる環境を提供します。運転士は、信号や標識をしっかりと確認しながら列車を操縦し、お客さまに安全で快適な移動サービスを提供します。

運行管理

災害や事故などの異常時が発生したときに、状況を把握して瞬時に的確な判断を下し、安全を確保しながらその後の運転計画を策定します。お客さまへの影響を最小限に抑えるべく指示を出すなど、輸送品質を維持するための重要なセクションです。

戦略業務

販売戦略

鉄道を取り巻く市場の分析に基づき、季節に応じた販売戦略の策定を行うなど、旅客需要の創出や鉄道の利用促進を担っています。具体的には、戦略的な輸送体系を構築、需要予測や価格戦略に基づいた割引きっぷの設定、各種媒体への宣伝プロモーションなどを通じ、輸送サービスの付加価値向上や需要拡大に取り組んでいます。

観光流動創造・インバウンド

東京圏の鉄道や5方面に伸びる新幹線ネットワーク、東日本エリアに広がる地方路線を活用し、鉄道を通じた人の流れを創出します。そのために、営業エリア内に存在する観光資源を地元と一緒に掘り起こし、その魅力を発信する旅行商品の開発を行うなど、鉄道旅行の観光開発に取り組んでいます。また訪日外国人のお客さまに東日本の魅力を楽しんでいただけるよう、鉄道パス類のプロモーションや受入環境整備にも取り組んでいます。

サービス品質向上

お客さまにお買い求めいただくきっぷのご利用ルールや運賃・料金の設定・改正、駅の券売機・改札機・案内サインなどの維持・新設などを行っています。日々多くのお客さまに快適な輸送サービスをご利用いただくために、お客さまへのご案内をはじめとした各種業務が円滑に行えるよう取り組んでいます。

生活サービス事業

戦略業務

開発戦略・プロジェクト推進

1日1,557万人のお客さまが移動し交流する「駅空間」という最大のリアルな経営資源を活かして、JRE POINTを基軸にお客さまや沿線の皆さまのくらしとつながる「Beyond Stations構想」を推進。お客さまへの新たな価値創造と収益確保を目指します。また、「駅」という「点」の開発に加えて、「まちづくり」の発想に立ち、路線・エリアといった「線」や「面」の開発を進めていきます。

不動産戦略・管理

JR東日本グループが保有する不動産の価値向上のための戦略を策定し、実行しています。具体的には、保有する土地・建物の適正な管理、貸付による有効活用を図っているほか、将来の開発プロジェクトを生み出すための開発用地の戦略的な創出を推進しています。さらに、不動産アセットマネジメント事業として、不動産投資を行うファンドを組成し、獲得資金を成長分野へ再投資する「回転型ビジネスモデル」も構築しています。

地域活性化

地元とともに知恵を絞る「共創」戦略のもと、鉄道ネットワークの特性を活かし、地元の地産商品や伝統文化を紹介する地域活性化に取り組んでいます。具体的には、首都圏のエキナカでの「産直市」や「伝統工芸品の発掘」「農産加工商品の開発」などを通じ、雇用創出や資源の活性化を推進。また、地元と都心の双方向でイベントや情報発信を行い、人の移動も含めた交流の創出も目指しています。

国際事業

JR東日本は、鉄道事業の「インド高速鉄道プロジェクト」に加え、生活サービスにおいても海外展開も推進しています。日本の食や文化を発信する「JAPAN RAIL CAFE」をシンガポールと台湾に展開するほか、ショッピングセンターやエキナカ開発の海外進出も進めています。また、「ホテルメトロポリタン プレミア 台北」など、グループ全体でインバウンド施策にも取り組んでいます。

Suica事業

戦略業務

チケットレス(IC乗車券・モバイルSuica)

Suicaの利用エリアの拡大、相互利用各社との調整、モバイルSuicaの更なる利用促進などに取り組んでいます。

キャッシュレス(電子マネー加盟店拡大・加盟店管理)

日常のあらゆるシーンでSuica電子マネーをご利用いただけるよう、加盟店の開拓及び管理、利用促進に向けたキャンペーンの実施などを行っています。

Suica機能のアップデート

従来のSuica機能の枠を超えた「Suica アプリ(仮称)」のリリースや決済機能の拡充を進め、移動や買い物、地域での利用をシームレスに結びつけます。Suicaを軸としたDXを推進することで、お客さまの生活シーンに新たな体験を提供し、より快適で便利なサービスを目指します。

RELATED DOCUMENTS 関連資料

PEOPLE 人を知る

REQUIREMENTS 募集要項

採用コースについて

総合職

総合職は、あらゆるビジネスフィールドで経験を積み、JR東日本グループの持つ経営資源を最大限に活用して新たな価値を社会に提供していくとともに、グループ全体のマネジメントに携わることを期待しています。

  • 鉄道・生活サービス・Suica事業に関わるビジネス戦略
  • 輸送・車両
  • 機械設備
  • 土木
  • 建築
  • 列車制御システム・エネルギー・情報通信
  • IT・デジタル戦略

地域総合職

地域総合職は、各エリアを軸として地域社会の発展に深く貢献するとともに、それぞれのエリアの事業運営の中核を担う人材として、幅広いフィールドで活躍することを期待しています。

  • 駅・乗務員
  • 車両
  • 機械設備
  • 土木
  • 建築
  • 列車制御システム・エネルギー・情報通信

ジョブ型

ジョブ型は、重点・成長分野において、将来を見据えた事業推進や未知の課題解決などのために、高い専門能力が必要な領域に特化し、当社の強みを活かしつつ新しいサービスや価値を創造していくことを期待しています。

  • 開発・不動産
  • Suicaサービス
  • データマーケティング
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