INITIATIVES 主な取り組み
駅リニューアル・メンテナンス
今ある駅を、さらに良い駅へ変えていく
JR東日本が保有する多種多様な建築物の計画、設計、工事監理、維持管理に携わり、安全性やサービス品質の向上を担います。鉄道事業・生活サービス事業の基盤となる駅施設をはじめとした建築物のリニューアルやメンテナンス、中小規模の駅舎新築などを行っています。



取り組み事例
自然と調和した小淵沢駅の設計

日照時間日本一を誇る北杜市の特性を活かした「エコステ」のモデル駅となる駅舎を建設しました。太陽光発電設備や太陽熱利用設備を導入し、環境に配慮した設計としています。外観は八ヶ岳や南アルプスの山々と清流をイメージし、濃いブラウンとガラスのコントラストが映えるデザイン。内外装には木材を多用して温かみのある空間としました。屋上には展望デッキを設けており、八ヶ岳や富士山、甲斐駒ヶ岳、鳳凰山を始めとした南アルプスを一望できます。
スマートメンテナンスの推進

すべてのお客さまが安心して安全に駅をご利用できるように、給排水管の老朽取換や外壁修繕など、駅のメンテナンスを日々行っています。24,000棟を超える建物のメンテナンスを効率的に行うため、最新技術を活用するスマートメンテナンスを推進。ドローン、ロボット、センシング技術の活用、赤外線画像を利用した点検、BIMを利用した維持管理など、多岐にわたる技術の開発を行っています。
駅づくりとまちづくり
大規模な駅づくりから広がる、魅力あるまちづくり
東京駅や新宿駅、横浜駅といった首都圏の大規模駅、また仙台駅、新潟駅といった東北や新潟エリアの地方中核駅での大規模改良の推進、エリア価値向上に資する企画・開発など、「駅の価値・利便性向上」「駅を中心とした魅力あるまちづくり」の実現に向けたプロジェクトの推進を行っています。



取り組み事例
TAKANAWA GATEWAY CITYの開発

山手線田町~品川間に新駅として設置した高輪ゲートウェイ駅は、日本の伝統的な「和」を感じられるデザインとともに、さまざまな建築技術により環境面や維持管理面に配慮した駅になりました。そんな駅を中心に、世界中から先進的な企業と人材が集い交流することで、新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりの実現に向けた開発を推進しています。
仙台駅東口開発プロジェクト

駅東口へのアクセス性向上と、東西の連携強化・求心力のある拠点づくりを目的に駅改良プロジェクトを実施しました。かつての3倍近くに拡幅した自由通路は、新規の改札口を設け、大規模アトリウム空間を持つ豊かな空間として「杜の陽だまりガレリア」と名付けました。また自由通路を核とし、既存駅施設・店舗のリニューアルとともに、新規の商業施設・ホテル・オフィスの開発を行い、東西の玄関口としての機能を担っています。
FIELD OF WORK 仕事の分野
企画・計画
お客さまのニーズや敷地条件、法令などさまざまな側面から検討を行います。社内外の関係者の意見をとりまとめ、計画を練り上げていきます。
工事関連
工事設計
企画・計画段階より詳細な検討を行います。デザインだけでなく、施工性やメンテナンス性を鑑みた設計も求められます。また完成時のイメージを関係者に分かりやすく伝えることも大切な仕事です。
工事監理
工事監理者として品質管理を行います。また、鉄道特有の施工条件を鑑み、JR東日本グループ全体で、お客さまの安全、鉄道の安定輸送を守る対策を進めています。
維持管理
グループ会社・パートナー会社と連携し、建築物のファシリティマネジメント業務やメンテナンスを行っています。組織的な維持管理体制から培ったノウハウは、設計や工事などにも活かされています。
研究開発
防災や温熱、環境改善、流動シミュレーション、より効率的なメンテナンス方法など、さまざまな研究開発に積極的に取り組んでいます。
国際事業
インド高速鉄道建設プロジェクトをはじめとした海外事業に参画しています。
大規模プロジェクト推進
1日1,557万人のお客さまが移動し交流する「駅空間」という最大のリアルな経営資源を活かして、お客さまへの新たな価値創造と収益確保を目指し、JR東日本エリアの駅において、お客さまや沿線の皆さまのくらしとつながる「Beyond Stations構想」を推進します。また、「駅づくり」という「点」の開発に加えて、「まちづくり」の発想に立ち、路線、エリアといった「線」や「面」の開発を進めていきます。
RELATED DOCUMENTS 関連資料
PEOPLE 人を知る
REQUIREMENTS 募集要項
注意点
- 総合職では駅づくり・まちづくりを中心として、地域総合職では駅づくりを中心として、「駅リニューアルメンテナンス」や「大規模プロジェクト推進」に携わります。