駅を単なる「交通の拠点」として捉えるのではなく、生活の中心となる「くらしのプラットフォーム」と位置づけています。JR東日本最大級の都市開発プロジェクト「TAKANAWA GATEWAY CITY」では、住民・オフィスワーカー・旅行者の利便性と快適性、さらには多様な交流を創出し、「来て良かった」と感じられるような活気に満ちたまちづくりを目指しています。

農業の6次産業化やロボット・IoTを活用した生産支援を通じ、地域経済の活性化と雇用創出を進めています。また地域とともに考える「共創」戦略のもと、地産商品の発掘や伝統文化の紹介、産直市の展開を地域主体で行い、鉄道ネットワークと首都圏の販路を活かしながら地方と都市間の物流・交流も促進し、地域資源を最大限に活かす取り組みを展開しています。

Suicaを利用したスマートホテル「B4T」や、高架下といったリアル拠点にてアート体験を提供する「JAPAN ART BRIDGE」など、JR東日本の持つ多様なアセットを活用した新たなビジネスへの挑戦を推進しています。また、社員誰でも応募が可能な新事業創造プログラム「ON1000」を通じて、生活を豊かにするサービスが続々と生まれています。

JR東日本が目指す「生活の豊かさ」は国内にとどまりません。上質な空間とおもてなしを届ける「ホテルメトロポリタン プレミア 台北」や、スマート決済・AIによるデータ分析といったスマートリテールビジネスに直結する「デジタル自販機」をイギリス主要駅に設置するなど、リアルネットワークを活かしながら、より便利なライフスタイルを提供しています。