一人ひとりのくらしを想う、
まちづくり。
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TAICHI AMAYA 天谷太一
PROFILE
本社 マーケティング本部 まちづくり部門 開発戦略ユニット所属。
学生時代は都市デザインを学び、現在も仕事と両立しながら大学院の博士課程で都市計画の新しい手法について、ビッグデータを扱いながら研究中。「世界に負けない、日本の都市づくりをしたい」と想いを持って入社し、「OIMACHI TRACKS」の開発、広域品川圏のまちづくりに携わっている。
CAREER
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2024/入社1年目
本社 マーケティング本部 まちづくり部門 開発戦略ユニット
「OIMACHI TRACKS」の基盤整備や都市計画、DX関係の施策を担当
MY WORK
街を整え、育て、
つなげていく。
私は現在、「マーケティング本部 まちづくり部門 開発戦略ユニット」に所属し、「OIMACHI TRACKS」の基盤整備・都市計画に携わっています。基盤整備とは、土地区画整理という手法を用い、形が整っていない街区を、道路や上下水道などのインフラ整備を通じて開発しやすい状態に整えていく仕事です。かつて国鉄の車両工場があったOIMACHI TRACKSの敷地は、開発工事を進める過程で障害物が地中から見つかったり、水脈が複雑に入り組んでいたりと、最初から条件が整っているわけではありません。地図を眺めているだけでは気づけない、さまざまな課題を一つひとつ解決していく。泥臭いけれど、まちづくりの土台を支える大切な仕事です。
一方、都市計画の仕事は、地域や行政の方々とともに描く「こんな街にしたい」という将来像を、具体的な形へと落とし込んでいく役割を担っています。例えば、誰もが心地良く過ごせる広場を計画したり、海外からの観光客を迎えるホテルを提案したり。限られた敷地の中でも、訪れるお客さま一人ひとりが心豊かに過ごせる場所を目指しています。
さらに、OIMACHI TRACKSやTAKANAWA GATEWAY CITY、WATERS takeshibaといった広域品川圏の各拠点をつなぎ、鉄道のネットワーク・Suicaを組み合わせることによって、豊かな都市生活の実現に向けた施策の立案にも取り組んでいます。その一つに、お客さまが色んな街を回遊したくなるようなサービスを提供するコミュニケーションプラットフォームの開発にも携わっています。例えば、高輪ゲートウェイ駅から電車に乗って大井町駅にふらっと立ち寄れば、改札でのSuica利用に連動して、OIMACHI TRACKSで使えるクーポンや、電車賃相当のJREポイントのキャッシュバックを受け取れたり。個々の施設にとどまらない、広域品川圏全体の価値向上につなげていくデジタル戦略を考えています。
まちづくりは、JR東日本だけで完結するものではなく、行政機関やグループ会社、さらには多くの共創パートナーと連携しながら進めていく仕事です。立場や考え方の異なる人たちと議論を重ね、最適な着地点を探りながら、一つの街をつくり上げていく。その苦労は多いですが、「良い街をつくりたい」という想いは誰もが同じで、大きなやりがいを感じています。
MY CAREER
都市デザインを、
二足のわらじで。
現在、博士課程として大学院に在籍し、仕事と両立しながら研究に取り組んでいます。元々、入社前から都市計画・都市デザインについて学んでおり、当時は人流データをもとに、街を評価する研究に取り組んでいました。現在は範囲を広げて、ビッグデータを活用した新しい都市計画の在り方について、日々研究に勤しんでいます。中でも「都市のリズム」というものに注目していまして、これは、かつて哲学者のアンリ・ルフェーブルが提唱した「都市はさまざまなリズムで構成されている」というところから着想を得ています。通勤や帰宅ラッシュ、週末のお出かけといったお客さまの多様な行動リズムをビッグデータとして可視化することで、それらが重なり合って生まれるエリアごとのリズムから都市空間を再編する新たな都市デザインの在り方です。
日本の都市開発やまちづくりは、まだまだアナログな部分が多く、他分野と比べてもデータ活用が十分に進んでいない領域だと思います。その点、JR東日本にはSuicaをはじめとした貴重なデータアセットがあります。こうしたビッグデータを、これからのまちづくりにもっと積極的に活かしていきたいと考えています。
仕事と研究の両立は大変ですが、双方の視点を持つことでまちづくりの解像度はどんどんと高まってきています。働きながら学び続けることを後押ししてくれる上司や同僚にはとても感謝しています。
バーチャル空間で街の動きを
予測する。
国土交通省が推進する3D都市モデル「国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。都市を仮想空間に再現し、まちづくり、防災、モビリティなどの分野での利活用を目的としています。 」を活用した、OIMACHI TRACKSの防災DXプロジェクトも、特に印象に残っている仕事のひとつです。OIMACHI TRACKSとその周辺エリアを3D空間上に再現し、災害時にお客さまがどのように動くのかをシミュレーションしました。施設計画によっては、避難しようとする人の流れが特定の出口に集中し、混雑が生じることも想定されます。そこで、時間帯やフロアごとの人の集まり方、来街者の属性などを詳細に設定し、できる限り現実に近い状況をPLATEAUの活用により再現しました。その結果、「このタイミングでは、こう誘導するとスムーズになる」「この通路はあえて使わない方が、人の流れが整理される」といったように、さまざまな災害シーンを想定した客観的かつ具体的な対策を検討できるようになります。こうした取組みを通じて、防災力を高めることが、この街に暮らす方々の安心につながり、結果的に街の価値向上につながっていくと実感しました。
このプロジェクトは多くのご反響をいただき、都市計画関連の専門誌に掲載されたほか、昨年のEXPO 2025 大阪・関西万博でも展示の機会をいただきました。まちづくりとして、ハード面が固まったあとでも、誘導方法や避難訓練などソフト面で工夫できる余地はまだ多く残されています。そうした視点も防災マニュアルなどに落とし込んでいけたら、より実効性のある取組みになるのではないかと感じています。
MY VISION
地域の文化を活かす
都市づくりを。
「日本の都市が、世界に負けない都市へと成長していけたら」と信じて日々仕事をしています。これからのまちづくりにおける最先端のテクノロジーへの付き合い方として、単にロボットを走らせたり、持っているデータを目的なしに分析したりするのではなく、その地域ならではの文化的な価値を都市にどう受け継ぎ、どう新たなくらしを創出していくかが重要であると考えています。例えば、日本には食、アニメ・漫画、スポーツなど魅力的なコンテンツに加えて、各地域の文化に根差した魅力的な都市空間が存在しますよね。こうした文化を尊重しながら、その根底にある本質は何かを問い続け、ビッグデータやAIといった最新技術を下支えとして活用していく。より多くの人が楽しく、幸せに過ごせる街へと細やかにチューニングしていくこと。それが、私の目指す街の姿です。
そのためにも、できるだけ多くのものに触れ、視野を広げることが大切だと感じています。仕事に没頭していると、どうしても視点が狭くなりがちですが、研究に取り組んだり、プライベートではさまざまな場所へ旅をしたりと、異なる角度から物事を見る機会を意識的につくることで、見えてくるものが変わってくる。街は、特定の誰かのためにつくるものではありません。だからこそ、私も含め学生の皆さんにも、さまざまな立場に立って、思考を巡らせるのが良い仕事をする一つのアプローチなんじゃないかと思っています。すべてのことが、最終的に「街をつくる」という仕事に活きてくると思います。
天谷太一の想い
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入社当時
2024
「世界に負けない日本の都市づくりをしたい」
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現在
2026
「都市のデータから、一人ひとりが豊かに暮らせる街をつくりたい」