データの可能性を、
組織の力へ変えていく。
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NAGISA ASANO 浅野南渚
PROFILE
本社 マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット 所属。
学生時代のインターンをきっかけにビッグデータやAIへの興味を持つとともに、富山県氷見市出身として思い入れのあった地方課題にも携わりたいという想いからJR東日本へ。現在はJR東日本グループが持つ幅広い顧客データのデータエンジニアリングや、データ分析基盤の開発を行う。
CAREER
-
2021/入社1年目
新橋駅
駅員として改札業務を担当 -
2022/入社2年目
(株)JR東日本クロスステーション リテールカンパニー(出向)
NewDays各店舗のデータ利活用推進プロジェクトなどを担当 -
2024/入社4年目
本社 マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット
顧客情報のデータエンジニアリングや、社内のデータスチュワード業務などを担当
MY WORK
広大なデータから、
必要なものを選び取る。
私は現在「本社 マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット」という部署に所属しています。主に取り組んでいるのは「データエンジニアリング」と呼ばれる業務。社内ではお客さまのデータをもとにマーケティングが行われています。例えば、メールマガジンやクーポン、広告を提供する際。あるいは、会社全体の企画や、経営判断を行う際。多様なシーンでデータは活用されるため、データを扱う社員も多岐に渡ります。しかしデータというものは膨大でとらえどころがなく、一般の社員では読み取りづらい情報も多く含まれているんです。そこで私たちの部署では実際にコードも書き、煩雑なデータの中から、実務担当者が必要な内容を選び取って提供しています。一言で言うと“データの何でも屋”ですね。その一環で、社内からのデータに関する質問に答えたり、その回答をデータベースに残したりする「データスチュワード」という業務も行っています。データの抽出・集計から、お悩み相談まで。データに関するあらゆることに取り組むのが私の仕事です。
業務の中では、社内からの「こういうデータがほしい」という声に応えることも多くあります。しかし社員全員がデータの利活用に詳しい訳ではないため、本当に必要なデータが当初の要望とは異なることも。作業が前の工程に戻ったりすることを防ぐためには、齟齬のないコミュニケーションが大切です。自分が大切にしているのは「嫌われるくらい聞くこと」。それが一番リソースも、コストも削減できるんです。
さらに自主的な取組みとして、一度解決した問題に誰かがまた直面することがないよう、コードや問合せのやり取りを、チャットの履歴に残したり、小さな開発でもドキュメントを丁寧に作成したりなど、“個人の経験”を、“組織の財産”へと還元するために「知識の形式化」を心がけています。苦しみの再生産は避けたくて。正直大変ですが、意義はあると思っています。先輩から「浅野くんのスレッドを見たら解決したよ」という声を頂いた時はうれしかったですね。
MY CAREER
「駅はファミリーやで」という
先輩の言葉。
学生時代は、3つの組織に渡る長期インターンをはじめ、学生と起業家をつなぐ団体に所属したり、学生寮の自治会長をしたりと、色々なことに挑戦してきました。そんな中、最新技術に見識のあるインターン先の社長から「データの時代・AIの時代が今そこにある」というお話を伺ったんです。これまで数々の革新が世界を変えてきたように、今後「データ・AIの時代」が来るのであれば、それに携わりたい。昔から“歴史を塗り替えてきた、人の思想や発明”が好きだったんです。そうした想いから、Suicaなどビッグデータのポテンシャルがあり、影響力もあるJR東日本であれば、世の中に新しい価値をつくり出していけそうだと感じて入社を決めました。
入社して最初に配属されたのは新橋駅。主に改札業務を担当していました。恥ずかしいことですが、当時は「仕事をこなせれば問題ないでしょ」と、職場での人間関係はドライに働いていたんです。そんなある日、兄貴肌な先輩に言われたことがあって。「駅はファミリーやで。大変なことがあっても、家族のためやったらすぐ動けるやん。だから仲良くするんよ」これを聞いた時に、職場において“仲間意識”が、どれだけの価値を発揮するのかに気づくことができました。そこからは考え方が180度変わって、挨拶や雑談も積極的にするようになりましたね。今は駅どころか「会社はファミリー」とさえ思っています。自分が今、いつかの誰かのためにデータの知識を形式化し続けるのも、根底にはその考えがあるんです。
思わぬ異動。
初めての
データマーケティング。
ITに関わる社員は、入社2〜3年目にグループ会社へ出向して、SIer(エスアイヤー)とは、システムインテグレーター(System Integrator)の略。ITシステムの開発、導入、運用などをサポートする企業のこと。 としての経験をすることが多くあります。自分もそのような異動があると思っていたところ、「浅野くん、キャリアを変えてみない?」とお声がけ頂き、駅を中心としたエリアでの小売りを担当する「JR東日本クロスステーション」へ出向することになりました。当時は社内起業コンペにも積極的に参加していたので、そうした意欲や取組みを評価していただいてのことだったと聞いています。
配属されたのはNewDaysを運営する部署。配属当初は情報セキュリティーの教育などシステム面を担当していました。そんな中、東日本で約600店舗あるNewDaysに、顧客データを基にマーケティングを行うための「データ活用システム」を導入するプロジェクトが立ち上がりました。「この駅ではこの時間帯に30代男性の乗降客が多いから、この商品が売れるかもしれない」など、乗降者の属性やPOSデータとは、Point of Sale(販売時点情報管理)データの略。レジで記録される商品の、販売日時・場所・価格などの情報のこと。 、公的統計の情報をもとに、各店舗の伸びしろを導き、店舗単位のマーケティングをパワーアップさせるのが狙いです。データ分析の経験は初でしたが、実績を積むチャンスだと思い「やりたい」と声を上げました。勉強と試行錯誤を繰り返しながら、さまざまなデータに日々向き合い、どうにか全店舗へのシステム導入を実現。実際に店舗から「データを見て売り場を変えました」という声をいただいたり、コロナ後の回復にも支えられて売上も順調に伸びたりと、確かな成果を出すことができました。データマーケターの第一歩として、強いやりがいを感じられた出来事でしたね。
MY VISION
JR東日本グループを、
データマーケティングの
組織へ。
人の行動がデータ化・活用されることで、世の中は便利になっていきます。しかし一方で、データはすべての人にアプローチできている訳ではありません。地方では十分なデータが獲得できていませんし、データを使ったサービスをうまく利用できていない人もいます。まだまだ、地域格差やリテラシー格差があるんです。自分は地方出身ということもあり、最新のデジタル技術の恩恵を受けづらい環境で育ってきました。データと人にはまだ距離があることを経験的に知っている。だからこそ、誰もが利便性を享受できるデータマーケティングを追求したいと思っています。地方に住む人のためにできることをしたい。JR東日本グループ全体に、データ利活用の文化を広げたい。そして誰もが取り残されることなく力を発揮できるような、データマーケティングを推進する組織へとJR東日本グループを育てていきたい。心からそう思っています。
ビッグマウスだと言われるかもしれませんが、私の目標は、JR東日本グループの進化を率いて、世の中に、そして世界に、好影響を与えていくことです。そのために直近では、経営の知識も身につけつつ、海外留学の制度にも挑戦したいと考えています。多様な視点を持っている方が、より多角的にデータを見つめられる。だからこそ、業務の延長線上にないことにも積極的に挑んでいきたいと思っています。そうして築いた自分の価値そのものは、JR東日本グループという組織の多様性にも貢献できるはず。夢はまず口にすることから。一見難しいことにも、尻込みせずに挑み続けられることが自分の強みです。
今後入社する方は、データへの興味も重要ですが、自分ならではの興味も持って、色々なことに挑戦してほしいです。ジョブ型は2024年度に始動したまだ新しい職種ですが、逆にいうと、私たちで組織をつくっていけるということでもあります。そういった野心を持っている方、そして自分だけの色を持っている方との出会いを楽しみにしています。
浅野南渚の想い
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入社当時
2021
「JR東日本のデータを活かして、人々のくらしに貢献したい」
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現在
2026
「データでグループの成長をけん引し、誰も取り残さないくらしを形づくりたい」